すべての顧客・取引を同じ強さで確認するのではなく、リスクの高さに応じて確認や管理の資源を配分する考え方。AML/CFT対策全体の土台になる原則。国際基準が掲げる原則で、日本では金融庁のガイドラインが具体的な進め方の考え方を示している。自社のリスク評価が、すべての出発点になる。
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自社のリスク評価顧客・地域・商品ごとに洗い出す
顧客の属性、取引の地域、商品・サービス、チャネルごとにリスクを洗い出し評価する。
リスクに応じた配分SDD・CDD・EDDで強度を変える
低リスクはSDD、通常はCDD、高リスクはEDDというように、確認や管理の強さを変える。
見直し作って終わりにしない
一度作成したリスク評価も、事業や取引の変化にあわせて定期的に見直す。
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混同しやすい語との違い
| ルールベース | 一律のルールで機械的に判定する考え方。RBAはリスクの大小で強弱をつける点が異なる。 |
|---|---|
| CDD | CDDは、RBAという考え方を顧客管理の場面で実践したもの。RBAはそれよりも広い、全体を貫く原則。 |
| ゼロリスクの発想 | RBAは「リスクをゼロにする」のではなく、「リスクの大きさに見合った対応をする」という考え方。 |
実務ではここで迷う
自社のリスク評価書をどこまで細かく分けるか、業種・地域・商品のどの軸を重視するかは、雛形をそのまま当てはめるだけでは自社の実態に合わないことが多く、実務でよく悩む点です。評価の見直し頻度をどう決めるかも、努力義務にとどまる部分だけに会社ごとの判断が分かれます。
自社リスク評価の作り方を読む(noteの記事)→ →関連する用語・ツール
この用語ページは意味と位置づけをつかむための辞書です。実務の手順・判断のしかたはnoteの記事で扱っています。