取引を始めた後も、顧客の情報を古いままにせず、リスクに応じて確認やモニタリングを続けること。取引時確認が「点」の確認だとすれば、継続的顧客管理はその後も続く「線」にあたる。現在も、2027年4月からの制度変更後も、法律上は努力義務。「義務化された」という説明は誤り。
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情報更新住所・事業内容などを最新に保つ
取引開始時に確認した情報を、変化があれば最新の内容に保つ。
リスク格付の見直し取引の実態にあわせて評価し直す
取引の状況や自社のリスク評価の内容にあわせて、顧客のリスク格付を見直す。
記録の継続精査確認記録・取引記録を見返す
作成・保存している確認記録や取引記録を、継続的に見直し精査する。
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混同しやすい語との違い
| 取引時確認 | 取引の入口で1回行う確認。継続的顧客管理は取引開始後もずっと続く点が異なる。 |
|---|---|
| EDD | EDDは高リスク時に確認を「深く」する話。継続的顧客管理は「続けるかどうか」という時間軸の話で、軸が異なる。 |
| 確認記録・取引記録の保存義務 | 記録を一定期間「保存する」義務とは別に、情報を「更新し続ける」努力義務として整理されている。 |
実務ではここで迷う
更新の頻度をリスクの高さごとにどう決めるか、口座がほとんど動いていない休眠状態の顧客をどこまで追いかけるかは、努力義務であるがゆえに社内基準が会社ごとに分かれやすい論点です。金融庁のガイドラインは体制整備の方向性を示していますが、具体的な頻度までは一律に決めていません。
継続的顧客管理の運用設計を読む(noteの記事)→ →関連する用語・ツール
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